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Category: Developer Tools

Kiro Students プランのご紹介

学生は、私たちが暮らす世界を形作る未来の意思決定者です。この信念が、本日発表するすべての根幹にあります。まだ学び、実験し、何を作りたいかを模索している段階のみなさんに、本格的なツールを届けたいと考えています。本日より、Kiro Students プランを開始します。対象の大学生は、月 1,000 クレジット付きの Kiro を 1 年間無料でご利用いただけます。クレジットカード不要。トライアル期間の制限もありません。

コパイロットからコワーカーへ – AAAI : エージェント研究と実用化のギャップ

AAAI 2026 のパネルディスカッションで、Microsoft、Mistral、シンガポール国立大学、LinkedIn、AWS の研究者と実務者が、コーディングエージェントを本番環境に投入する際の現実的な課題について議論しました。研究は能力の最適化に注力する一方、本番環境では信頼性、コスト、レイテンシー、信頼、組織への適合性を同時に最適化する必要があり、そのギャップはアーキテクチャ設計、スケーラブルな強化学習環境の構築、評価ベンチマークの現実との乖離、そして人間とエージェント間の信頼構築という複数のレベルで現れます。パネルの結論は、AI エージェントの成功にはモデルの性能向上だけでなく、監査可能性や説明可能性を備えた信頼の仕組みづくりが不可欠であり、人間の役割はコードを書くことから、判断し、委任し、曖昧さを解消することへと移行しているというものでした。

Kiro スタートアップクレジットプログラムが復活します

起業家の皆さん、12 月のスタートアップクレジットにたくさんのご応募をいただきありがとうございました。昨年 Kiro スタートアップクレジットプログラムを開始した際、その反応は予想を大きく上回るものでした。数千もの応募が寄せられ、ニーズは明確でした。アーリーステージのチームには、成長に合わせてスケールする開発者ツールが必要だということです。
そこで、このプログラムを復活させます。本日より、対象となるスタートアップは最大 1 年分の Kiro Pro+ を無料で申請できます。仕様駆動開発と高度な AI エージェントを活用して、コストを気にせず開発を加速できます。

Kiro に MiniMax M2.5 と GLM-5 が追加されました

Kiro に新たに MiniMax M2.5 と GLM-5 の 2 つのオープンウェイトモデルが追加されました。MiniMax M2.5 はクレジット乗数 0.25x の低コストモデルで、SWE-Bench Verified 80.2% を達成し、マルチステップ実装や長時間エージェントセッションに最適です。GLM-5 は 200K コンテキストウィンドウを持つ大規模 MoE モデルで、リポジトリ規模の複雑なアーキテクチャ変更や長期エージェントワークフローに強みを発揮します。両モデルは IDE と CLI から即座に利用可能です。

Kiro CLI の新しいデザイン

私たちはターミナルが大好きです。この記事を読んでいるあなたも、きっとそうでしょう。CLI には、スピード、集中力、そして直接性という独特の魅力があります。速く、反応が良く、即座に結果が返ってくる。Kiro CLI はすでに、エージェントとの直接チャット、計画の作成、複数ステップにわたる処理の実行といった機能を通じて、エージェント型コーディングの力をターミナル環境にもたらしています。そして、さらに良い体験を追求した結果、新しいデザインへの刷新が必要だという結論に至りました。
本日、Kiro CLI の刷新された UX をご紹介します。いつでも以前の体験に戻せる「実験的モード」として提供しますので、ぜひフィードバックをお聞かせください。Kiro CLI をインストールして、コマンドラインで kiro-cli –tui と入力するだけで試せます。

Kiro のエンタープライズガバナンス: MCP サーバーとモデルを管理する

Kiro に 2 つの新しいエンタープライズガバナンス機能が追加されました。管理者が承認済み MCP サーバーを JSON 形式のレジストリでホワイトリスト管理できる「MCP サーバーレジストリ」と、組織内の開発者が利用できる AI モデルを制限できる「モデルガバナンス」です。MCP レジストリは起動時・24 時間ごとに同期され、未承認サーバーへの接続を防止します。モデルガバナンスはデータレジデンシー要件への対応にも有効で、実験的モデルを承認完了まで無効化できます。これらの機能は Kiro IDE 0.11.28 / CLI 1.23 以降のエンタープライズユーザー向けに提供されます。

AI 時代に組織はどう変わるか — Jeff Barr が語る開発チームの未来と、三菱電機の挑戦

本記事は、三菱電機グループの社内 AWS ユーザーグループ「MAWS(Mitsubishi AWS User Group)」シリーズの第 3 弾です。第 1 弾では一人のエンジニアの小さな行動から 300 人を超えるコミュニティへと成長した誕生ストーリーを、第 2 弾では実務への展開や経営層との対話、次世代への継承といった MAWS の進化をお伝えしました。2026 年 3 月 6 日、755 名に成長した MAWS のリーダーたちが AWS Tokyo Executive Briefing Center に集まり、AWS VP / Chief Evangelist の Jeff Barr とのセッションが実現しました。Jeff の 23 年間の AWS での経験をもとに、AI 時代における開発組織の変化、生産性のパラダイムシフト、そして人材育成の課題について議論が交わされました。本記事では、セッションで共有されたインサイトと、MAWS メンバーとの対話から見えてきた AI 時代の組織変革の姿をお伝えします。