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Amazon ElastiCache

Redis OSS と Valkey の選択

最も重要な違いは、Valkey が完全なオープンソース (BSD ライセンス) であり、Linux Foundation によって管理されているため、今後も常にオープンソースであり続けるということです。一方、Redis OSS 7.2 は、Redis の最後の完全なオープンソースバージョンです。2025 年 3 月現在、Redis 8.0 は AGPLv3 ライセンスで提供されていますが、このライセンスでは、コード変更を Redis に還元する必要があるコピーレフト条項があるため、多くの組織にとって利用は困難です。多くの組織は、法的および商業的なリスクを理由に、AGPLv3 でライセンスされているソフトウェアの採用を厳しく禁止しています。

BSD ライセンスと AGPLv3 ライセンスの両方がお客様のユースケースに適している場合は、Valkey と Redis OSS エンジンが提供する機能の主な違いをまとめた以下の表をご覧ください。 どちらのエンジンもインメモリ key-value キャッシュですが、ライセンス以外にも大きな違いがあります。

AGPLv3 ライセンスが厳しすぎる場合は、ライセンスが極めて許容的なオープンソースのインメモリ key-value キャッシュである Valkey を検討することをお勧めします。Valkey は Redis OSS バージョン 7.2 のフォークであり、I/O マルチスレッドによる最大 270% のスループット向上と 70% のレイテンシー低減、最大 40% のメモリ効率の向上、高度な検索機能、ブルームフィルターなど、魅力的かつ革新的な機能を備えています。 

Redis OSS とValkey

主要機能による比較

機能
Redis OSS
Valkey
ミリ秒未満のレイテンシー
デベロッパーの使いやすさ
データのパーティショニング
幅広いプログラミング言語をサポート
高度なデータ構造

マルチスレッドアーキテクチャ

スナップショット


レプリケーション

トランザクション

Pub/Sub

Lua スクリプト

地理空間のサポート

ブルームフィルター

JSON サポート

ベクトル検索

フルテキスト検索

ハイブリッドクエリ

集約

ハッシュフィールドの有効期限

AWS がお客様の要件をどのようにサポートできるか

AWS は、Redis OSS および Valkey との完全な互換性を備えた、フルマネージドサーバーレスキャッシングサービスである Amazon ElastiCache を提供しています。ElastiCache を利用することで、クラウドにおけるキャッシングワークロードの開始、運用、スケールを容易に行うことができます。そのため、何十万ものお客様が ElastiCache を利用して、データベースやアプリケーションのパフォーマンスの向上、より大きなスケールの実現、コストの最適化を行っています。ElastiCache では、オープンソースソフトウェアでのロックインを回避しながら、次の機能にアクセスできます:

  • サーバーレスであるため、1 分未満で開始でき、キャパシティの計画、プロビジョニング、管理は不要です。
  • フルマネージドであるため、ハードウェアのプロビジョニング、ソフトウェアのパッチ適用、セットアップ、設定、障害からのリカバリなどの、差別化要因とならないキャッシング管理タスクが不要になります。 
  • Amazon CloudWatch や Amazon CloudTrail などの他の AWS サービスとのネイティブ統合により、キャッシュのモニタリング、オブザーバビリティ、監査性、ガバナンスを実現できます。
  • AWS の代名詞とも言える、料金パフォーマンス、信頼性、セキュリティ、運用上の優秀性といった基本要素の卓越性を実感できます。